ピースシルクの靴下が欲しい!「冷えとり健康法」ヴィーガんのシルクの葛藤

 

服部みれいさんの本マーマーマガジンを読んで「冷えとり」の存在を知ったのは今から数年前。

その後、本家の進藤 義晴さんの本たちも手にとり、興味津々!

しかし本格的に「冷えとり」をしたーい!と思ったときに、ど〜しても私が引っかかってしまったのが、そうです。シルクです。

 

(*あくまでもこれは個人的な悩みであり、他の人がシルク等を使用することに対する批判では決してありませんので、あしからず‥🙇)

 

いや、もうここは深く考えなくてもいいんじゃない?という自分もいれば、

いや、それが例え些細なことだったとしても、もし何かが自分のハートに引っかかるのであれば、その中にはきっと自分の中で大切にしたいことがあるはずだ!という自分自身との葛藤勃発。

冷えとりの基本ツールである「絹の靴下」「絹の肌着」「絹のレギンス」類をポチっとオーダーできないまま、何となく手持ちのコットン&毛の靴下重ね履き、湯たんぽ、コットン肌着&レギンス重ね履き、お白湯、半身浴で、「冷えとりもどき」をして1人勝手に遊んでおりました。

 

(ええ、進藤義晴先生はおっしゃっています、「冷えとり≠靴下の重ね履き」 だと‥‥)

 

この「もどき」を1年くらい続けたところ、以前に比べて体調も良くなったと感じられるだけでなく、立派に(?)湿疹というめんげんまで出て、面白くなってしまった私。

もっとちゃんと冷えとりをして、もっとスッキリしたい‥!

嗚呼でも、シルクがッ‥!!(振り出しに戻る)

 

 

シルクの制作過程に1人モンモンとしていたところ、「ピースシルク」と呼ばれる不殺生シルクが、既に市場では出回っているということを知りました。
こちらは蚕が繭から飛び立った後の繭を使用しているそうです。

ならば、靴下くらいそのシルクで誰かが作ってるはず!とネット世界を深〜く漂ってみるも、まだ海外でもスカーフやワンピース、下着などが主で、靴下までは出まわっておらず‥。

むーん‥。冷えとりの文化を海外に輸出したい‥。

ステラ姐さん、作ってくれないかなあ‥(他力本願)

ステラ姐さんは、クモが作るシルクを研究し生産に成功したボルトスレッド社と手を組み、モダンテクノロジーが生み出した新しいヴィーガンシルクを取り入れ始めているそう。

 

きっとピースシルクの靴下を欲しがっている人は、私だけではないはず‥!
冷えとりに興味はあるけれど、シルクが気になってまだできていない‥というヴィーガンの人も、きっといるはず‥!
ならば、何年後かにはきっと、もっと市場に流通するはず‥と思うのです。
エコシルクの靴下を販売しているシルクふぁみりぃさん、企画して下さらないかしら‥‥(他力本願&祈願)

 

 

蚕を自分で飼うか、はたまた、このピーシシルクの糸と生地はEtsyなどでも販売されているので、裁縫スキルゼロだけど個人輸入して、自分で作れないだろうか‥!

‥などという無謀な想像もしつつ。

取りあえずは、ピースシルクの靴下が市場に出回るのを首を長くして待とうと思います。

それまでは、引き続きちょっと工夫して、「自己流のなんちゃって冷えとりもどき・改良版」で遊ぼう!と思いました。(冷えとりの進藤義晴先生、ごめんなさい!)

 

 

例えば、冷えとりの基本である靴下は、

 

  1. 絹5本指
  2. 天然素材5本指(綿・ウール・麻など)
  3. 絹の先丸ソックス
  4. 天然素材の先丸ソックス(綿・ウール・麻など)

 

ですが、ここを

 

  1. エコシルク5本指
  2. オーガニックコットン100%5本指
  3. オーガニックコットン100%の先丸ソックス
  4. オーガニックコットン100%先丸ソックス

にしてみました。

エコシルクは、生糸や絹紡糸を取り終えたあとのくず繭から作られた絹紬糸。
間接的に殺生してることには変わりありませんが、全部をオーガニックコットン素材で重ね履きしていたら、足の指の間が蒸れてとっても大変なことになってしまったので、最初の5本指だけエコシルクのものを使用しています。私の中での、今の妥協点でしょうか‥‥)

もし、殺生はしていない、という点にこだわり、ウール素材が気にならない場合は、

 

  1. ウール5本指
  2. オーガニックコットン5本指
  3. ウールの先丸ソックス
  4. オーガニックコットン先丸ソックス

 
1枚目、3枚目を、ウールにするということも、もしかしたらできるかもしれません。
 

なぜここでウールか?といいますと、登山等のスポーツインナーにはウールが使われていて、汗なども吸い、抗菌消臭デトックス効果がある、とどこかで読んだことをふと思い出したわけでございます。

改めて調べてみると、メリノウールが夏は涼しく、冬は暖かく、と通年使えると評判のようですね。

 

 

私はレギンスは、シルクではなく、オーガニックコットンのものを重ね履きしています。

確かに、生地としての艶やクオリティー、美肌効果、冷えとりのデトックス効果は、通常のシルクには劣るのかもしれませんが、

「でも、それでもいいかな」と思えたら、個人的には妙にスッキリし、自分の中での着地地点(今のところの)が見つかったような気がしました。

 

 

「冷えとり」はあくまで1つの方法とアイディア、哲学ですが、それだけがきっと健康への唯一の道ではないのだろうと思います。

この先ピースシルクの靴下&レギンスが手に入ったら、いつかちゃんとやってみたいけれど、それまでは、この自己流アレンジでどんなふうに自分の身体が反応するのか、ちょっと楽しんでみようと思います。

 

 

(これはあくまで私のやり方なので、他の方の冷えとり効果や健康を補償するものでは決してありませんので、あしからず‥!)

 

 

 

 

 

 

 

エコシルクという選択

生糸や絹紡糸を取り終えた後のくず繭を紡いだ糸、エコシルク。
通常のシルクを使うのはちょっと躊躇してしまうけれど、でもどうしてもシルク素材で冷えとりしたい!というビーガンの方にとっての1つの選択肢として、エコシルクはもしかしたらアリかもしれません。

エコシルク5本指靴下 M

エコシルク90%を使った5本指靴下。

 


エコシルク リネンスパッツ

内側はエコシルク、外側はコットンリネンで作られた日本製のレギンス。

 


オーガニックコットン100%の国産レギンス。

 

 

 

色々調べていた中で、ピースシルクを使用した布ナプキンを販売している「galali organic」という日本のお店を発見しました。これは嬉しい発見で、私も近々購入してみたいです!

 

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